オフィシャル・フェラーリマガジンの最新号では、フェラーリのスクーデリアチームとエンデュランスチームの舞台裏に迫ります。また、初期のフェラーリの全盛期に活躍した伝説のレーサーを取り上げながら、フェラーリの最新のロードカー性能をご紹介します
オフィシャル・フェラーリマガジンの最新号では、過去70年以上にわたりフェラーリのスクーデリアチームとエンデュランスチームをけん引してきた「協力」というカルチャー、つまりフェラーリをモータースポーツ界の最大の成功者にならしめたカルチャーについて詳しくご紹介します。スクーデリアF1チームの代表を務めるフレデリック・バスール、そしてエンデュランスとコルセ・クリエンティのグローバル責任者であるアントネッロ・コレッタへの独占インタビューでは、真のチームワークがいかにして最終的に数々の成功をもたらしたかが詳しく語られています。
多くの成功は、1950~1960年代にモータースポーツ界の中でフェラーリの名を最初に響き渡らせた伝説のレーサーによって彩られました。本号の記事「栄光の少年」では、マイク・ホーソーン、ピーター・コリンズ、ルイジ・ムッソ、アルベルト・アスカリなど、かつて跳ね馬のハンドルを握った最も偉大なヒーローたちに敬意を表します。これらの優れたドライバーは皆、栄光のために究極の犠牲を払うことになったのです。
時を現在に戻しましょう。非常に高い能力を持つSF90 XX Stradaleが、フェラーリのフィオラノサーキットで初めてその性能を試した後、マラネッロの周辺にある難しい道に挑みます。しかし、SF90 XX Stradaleとそれに続くSpiderの両モデルは、道路やサーキットで走行が可能となるまでに、フェラーリの多くの部門との密接な協力を必要とする複雑な設計プロセスを経てきました。これらの革新的なスーパーカーの製造の裏側を支えてきたキーパーソンが、その興味深いストーリーを語ります。
70年前、フェラーリは自社にとって初となる米国内のディーラーをオープンしました。現在では、50を超えるディーラーが50の州に広がっています。取材班は、毎日夢を現実にしているひたむきなチームに出会いました。こうした夢は、必ずしも自動車のことに限る必要はありません。Spring/Summer 2024 Ferrari Fashion Collectionの前列に座ってさまざまなファッションを眺めれば、道の上にいないときでもフェラーリの情熱を感じることができます。
他にも、Challenge Europeの元チャンピオンで情熱的なフェラーリ・コレクターの礒崎元彦氏によるフェラーリブランドとの独自のシナジー効果についての話や、誕生から40年を迎える伝説的GTOとTestarossa、そして、内モンゴルを訪問するという忘れられない出来事の中で息をのむような氷上走行アドベンチャーに参加した幸運なPurosangueのドライバーグループなどをご紹介します。
ぜひ本号をお楽しみください。