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セーブ・ザ・チルドレンのためのFerrari Roma

19 novembre 2020

11月19日、セーブ・ザ・チルドレンは、最新モデルのFerrari Romaをオークションに掛けたことによって75万ドルの資金を調達できたとヴァーチャル・ガラで発表しました。このFerrari Romaは、世界の子供を救うチャリティーのためにフェラーリが寄付したモデルです。

オフィシャル・フェラーリ・マガジンの読者の方々は覚えていらっしゃると思いますが、この取り組みの成功は、アダム・レヴィーンとベハティ・プリンスルーの寛大な配慮と深い関係があります。8月、マルーン5のフロントマンとその妻は、セーブ・ザ・チルドレンの資金調達キャンペーンと新型Ferrari Romaに関するビデオ・プレゼンテーションを行うにあたり、自身の自宅をセットとして使用することを申し出ました。さらに、レヴィーンは数曲の歌まで披露し、この特別なオンライン・イベントに参加した世界中のゲストを喜ばせたのです。そして10月、世界的なオークション・パワーハウスのRMサザビーズによって、マラネッロの最新型グランド・ツアラーがオークションに掛けられ、キャンペーンが締めくくられました。

フェラーリは、今年で創設100周年となるセーブ・ザ・チルドレンをアメリカでの慈善事業のパートナーとして選択し、無料の学習手段を提供したり、子供たちの親や介護者をサポートしたりすることにしました。子育てや学校活動が世界的にきわめて不安定になる中、大規模な学習ロスは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が全米の子供たちにおよぼす最も深刻な影響の一つとなり得ます。3月以降、セーブ・ザ・チルドレンは200を数える村落において、70万人以上の子供たちとその家族に手を差し伸べてきました。

フェラーリ・ノース・アメリカの代表を務めるマッテオ・トッレは、「私たちの多くは、この時期に子供たちを支援し、未来に目を向けることが重要だと考えています」と、ヴァーチャル・ガラの席で話すと、「北米市場に初めて到着するFerrari Romaの1台をセーブ・ザ・チルドレンに寄付して未来に投資するという今回の試みは、この時期ならではの適切な対応だと考えています」と続けました。

一方、アダム・レヴィーンは、「ベハティと私はセーブ・ザ・チルドレンを支援できること、そしてフェラーリと一緒に今回の企画を成功に導けたことに誇りを感じています」と述べたうえで、「子供たちに正当な教育を受けさせることは、子供たちが成長してさまざまな機会に恵まれるようになるうえで必要な過程です。そして、この理念を推し進めていくことは、ベハティと私自身にとって意義のあることなのです」と話しています。