マラネッロを拠点とするメーカーの創立70周年を記念して、新たなリミテッドスペシャルシリーズが登場。ロードスターの女王:LaFerrari Aperta。
フェラーリの創業70周年を祝うために発表されたLaFerrari Apertaには、エクセレンス、パフォーマンス、テクノロジー、スタイル、エクスクルーシブ性という、フェラーリを独自のブランドに仕立て上げる本質的な価値が詰め込まれています。フェラーリが世に送り出した最新の限定スペシャル・シリーズ・モデルであるLaFerrari Apertaは、高い評価を得たLaFerrariのスパイダー・バージョンであり、最も情熱溢れるクライアントに向けて設計されました。
フェラーリの技術者らはLaFerrari Apertaを生み出すにあたり、シャシーとエアロダイナミクスの開発に注力しました。その結果、空気抵抗係数、ねじれ剛性、ビーム剛性がクーペのものと同じになるロードスターが完成したのです。LaFerrariと大きく異なる点は、ドア・ローテーション・システムのみです。Apertaのドアは、完全に開くとクーペのドアとは角度がわずかに異なります。
Apertaのパワートレインは、LaFerrariと同様、最高出力800 cvのV12エンジンと、最高出力120 kW(163cv)の電気モーターを組み合わせたことから、トータルの発生出力は960 cvを上回りました。また、サーキットでテストし、ロードカー向けに進化させたKERS(Kinetic Energy Recovery System = 運動エネルギー回生システム)が、V12と電気モーターの統合を完璧なものにしたことから、両者の利点が自然に引き出せるようになっています。
フェラーリ唯一のスパイダー仕様スーパーカー。妥協のない209台のオープントップモデル