このモデルはP3/4とも呼ばれます。フェラーリのカスタマーチームであるNART、スクーデリア・フィリピネッティ、エキューリ・フランコルシャン、マラネロ・コンセッショネアーズがこのマシンでエントリーしています。1966年シーズン用のP3プロトタイプと基本は同じですが、ボディ、サスペンション、軽合金ホイールはP4用を用いています。2バルブヘッドの4リッターV12は、前年からのキャリーオーバー。なお、燃料噴射ではなくウェバーキャブレターが用いられています。