アメリカ市場は毎年拡大しており、マラネロに膨大な潜在需要があることを伝えていました。340 F1をベースにした340 アメリカは、アメリカの顧客の要求に応えたモデルとして生まれます。
搭載するV12はアウレリオ・ランプレディが設計したもの。第1号車にはトゥリングによるボディが架装され、そのラインは166バルケッタに一脈通じるものがありました。また、ギアとヴィニャーレも興味深いボディを架装しています。ジジ・ヴィロレージが、ヴィニャーレボディを架装したバルケッタで1951年のミッレミリアを制しました。